『枕草子』人の上言ふを腹立つ人こそ の原文
人の上言ふを腹立つ人こそ、いとわりなけれ。いかでか言はではあらむ。我が身をば差し置きて、さばかりもどかしく言はまほしきものやはある。
されど、けしからぬやうにもあり、また、おのづから聞きつけて、恨みもぞする、あいなし。
また、思ひ放つまじきあたりは、いとほしなど思ひ解けば、念じて言はぬをや。
さだになくは、うちいで、笑ひもしつべし。
されど、けしからぬやうにもあり、また、おのづから聞きつけて、恨みもぞする、あいなし。
また、思ひ放つまじきあたりは、いとほしなど思ひ解けば、念じて言はぬをや。
さだになくは、うちいで、笑ひもしつべし。

『枕草子』人の上言ふを腹立つ人こそ のあらすじ
他人の悪口をいう人への痛快で新しい意見
『枕草子』人の上言ふを腹立つ人こそ の超現代語訳
人の悪口話してると怒っちゃう人って、どうかしてるわよ。
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悪口言うのってどうしてやめられる?楽しくてやめらんないわよ。
自分のことはおいといて、人の欠点って気になると溜めとくのは無理ね。
だれかれ話したくなるじゃない。
まぁそうは言っても、悪口言うのってやっぱけしからんことかなってのもあるし、
やばいのは、知らないうちに相手が聞きつけて私のこと恨んだりするじゃない。
それはむかつくわね。
それに、揉めたくない人のことは、かわいそうで
あんまりしつこくしないことにして、悪口言わないわね。
別に悪口思ってないってわけじゃないわよ。
そうじゃなきゃ、もう悪口話に花が咲いちゃってきっとお腹抱えて笑っちゃうわよねぇ。
先生の感想
先生
もう清少納言がツイッターやってたら、大量のファボがついたでしょうね。
こんな下品な本音をつらつらと書いてしまう聡明さは彼女に確固たる自信があったからでしょう。
辛口で本音。
胸が空く思いです。
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