指定校落ちた、一般推薦に乗り換えたほうがいい?

指定校推薦を目指してずっと頑張ってきたのに、
校内選考で落ちてしまった。

そしたらどうしたらいいの?
と途方にくれてしまうでしょう。
今から一般入試の勉強をするのは、
学力も足りないし、気力もわかない。

そういう気持ちはとてもよくわかります。

でもすぐに気持ちを切り替えて、つぎの手を打たないといけません。

その方法は二つ。

1️一般推薦にのりかえる。
2️一般入試を目指す。

一般推薦に乗り換えるかどうかの判断材料3点

国公立あるいは私大の一般推薦に乗り換えるかどうかは大変迷うところです。

なぜなら、一般推薦の試験は11月の中旬から末まで。
もし推薦試験を受けるとなると、
受験が終わるまでは一般入試の勉強ができなくなってしまいます。

幸いにして推薦試験に合格すれば問題はありませんが、
合格しなかった場合は一般入試になりますから、
準備期間がずいぶん短くなってしまい、間に合わなくなります。

さぁどうするか。基本的には自分の判断です。

では何を判断材料にするか。
ポイント3点をご紹介します。

①一般推薦で受けようとしている大学は本当に行きたい大学なのか

本当に行きたいのか、
それとも早く決めてしまいたいだけなのか、
自分の心にきちんと向き合って考えてください。

本当に行きたい大学でないと、
後になってからずっと後悔することになってしまいます。

今、入試の不安から逃げたい気持ちはよくわかります。
でも将来の自分に嘘はつけません。

そこはあなたが入りたかった大学ですか?

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②一般推薦で自分が受かる材料があるのか。

一般的に、自分の成績が大学の出願成績の最低基準に1を足した数値以上だった場合、
合格が濃厚になります。

たとえば推薦成績基準が3.6だった場合は
4.6あったら合格の可能性が高いということです。

⓷推薦入試の勉強と一般入試の勉強とが平行できるか

大学によっては、大規模なプレゼンを要求したり、
論文をいくつか読んで構想を練らないといけないような課題を出したりするところもあります。

それには随分時間をとられます。
周囲に手助けしてくれる先生はいますか

同時進行で一般入試の勉強はやらないといけません。
夜11時までは一般入試の勉強。
その後2時まで推薦入試の課題というような日々が始まります。

それに耐えられる自分の精神力があるかどうかを見極めて、
やれると思ったら学校の先生にサポートを頼みましょう。

平成30年度入学試験推薦入試のある大学 抜粋

駒澤大学経済学部 平成30年度入学試験推薦入試

●駒澤大学、経済学部
専願のみ、3.0以上、
書類・自己推薦書に関するプレゼンテーション で11月1日から8日まで募集しています。
昨年は1.0倍

学習院大学経済学部 平成30年度入学試験推薦入試

●学習院大学 理学部
専願のみ理科の成績が4.0以上
書類審査と物・数、面接 で11月1日から4日まで、
昨年度物理学科は1.0倍

まとめ

校内推薦に落ちてしまったら、一般推薦に乗り換えるかどうかのポイントは下記の3つです。

・自分が決める。

・行きたい大学の推薦があれば、一般入試の勉強と平行して推薦の勉強もする。

・調査書の平均が、最低基準から1超えていたら出願する価値はある。

皆様のご健闘をお祈りします。

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