長沢芦雪展 見どころ アクセス 犬がかわいい 名古屋 2017 11月19日まで急いで。

愛知県美術館で11月19日まで開催中の「長沢蘆雪展」がとても良かったので見所紹介します。日程詳細・アクセスなどは記事の最後に記載してありますのでご参考ください。

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1  孔雀 応挙との見比べ

まず入口入るとすぐに、円山応挙蘆雪の孔雀の掛け軸が並んで展示されています。蘆雪は応挙の弟子ですが、応挙を超えていると言われている部分もあります。どこかどう違うのかを自分の目で比べられるなんて、滅多にありません。感動してしまいました。会場の中には何点も応挙との比較展示があります。師の技法を忠実に再現しながらも自分なりの技法を構築していく過程に心打たれます。


↑ 蘆雪の作品


↑ 円山応挙の作品

蘆雪には応挙の上の作品を模写したそっくりの孔雀もあります。模写のために応挙から破門されたこともあるそうですが、それを超えて書いた上の作品の素晴らしさ。孔雀の首の躍動感や尻尾の輪っかの立体感など師を超えようと努力した様子がよくわかります。

2  無量寺屏風の一室再現

これは主催者も宣伝している今回の展示の売りです。
有名な無量寺の屏風がそのまま搬入され、部屋が再現されているのです。
鴨居や天井も。まるで無量寺にいるみたい。これは圧巻です。

部屋に入ると左に虎、右側が龍。
部屋一面から睨まれますから、迫力満点です。

3  いくつかある子犬の絵

この時代子犬が好まれて書かれたのでしょうか。描き方が温かいのです。
竹の下に犬を描いて「笑」という文字だと考える習慣があって、吉祥図として重宝されたこともあるでしょう。
かわいい子犬に和まされます。

芦雪《薔薇蝶狗子図》

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4  方寸五百羅漢図

お米に絵を描いたものを見たことのある方もたくさんいらっしゃるはずですが、この絵はなんと一寸四方に書かれています。それを拡大したものが横に飾られています。現代の技術があってこそ拡大したものが見られますが、当時の人々はどう楽しんでいたのでしょうか。思いを馳せるのも楽しいですね。

これです。これが3.3センチ四方に書かれているのです。しかも筆でです。500人の羅漢と虎までも。2010年に発見された貴重な絵。こんな風に拡大されて見られるのは展覧会ならではです。

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長沢芦雪展の日程 愛知県美術館へのアクセス

<開館25周年記念 長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー>

【会期】2017年10月6日(金)-11月19日(日)

【会館時間】午前10時~午後6時 金曜は午後8時まで(入館は閉館30分前まで)

【休館日】月曜休館(ただし10月9日〔月・祝〕は開館し、翌10日〔火〕休館)

【会場】愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)

【アクセス】
地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、オアシス21連絡通路利用徒歩3分

【会場住所】〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2

【愛知県美術館HP】http://www-art.aac.pref.aichi.jp/

公式ページはこちらです。

http://www.chunichi.co.jp/event/rosetsu/point.html

11月19日までです。

お早めにお出掛けください。

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